バンコク

バンコクで分かった!モノの価値はクオリティーよりマーケティングが大事。

こんにちは。simaです。
この間、とても良くしていただいてる大学の先生とランチにいったときにマーケティングの話になりました。(経営学部に所属しているからです)そのときに海外の日本食について話していたのですが、その話に興味があり、少し調べてみたので今回書いてみようと思います。

タイの日本食レストラン

この先生と仲良くさせていただくようになったのは、去年大学の研修でタイのバンコクに同行したことが始まりでした。この研修では「タイに進出している日本食レストランを研究していく」というものでした。

日本食は世界に浸透しておりますが、タイは日本食が特に普及している国ですね。

中でも人気レストランが「YAYOI(やよい軒)」です。タイ国内で150店舗以上を展開しており、今後5年で更に150店舗をオープンする計画を考えているそうです。

そのやよい軒とシェアを争っているのはタイ発のジャパニーズレストラン「FUJI」です。

FUJIはタイ国内のシェアの40%を持っており、現在トップの日本食レストランといえます。

双方の店舗はどのショッピングモールに行っても入っているほど、現地では浸透度は高いと思われます。

この2大勢力の他にも「大戸屋」が日本から参入しておりますが、なかなかシェアを取れずに苦戦を強いられています。

内容ではない外観を磨け?

大戸屋と前述した2社の違いはマーケティング戦略の問題だと先生は言っていました。

YAYOIは現地向けに料理をアレンジし、価格を下げることで顧客を増やして行きました。

(フライドチキンですね。タイの人が好むようにスパイシーなものだと思われます。)
また、FUJIでは現地人の「日本食は特別な日(誕生日など)に食べるもの」というイメージを利用し、

店内を高級感あふれる内装し、照明もシャンデリアのような日本人からしたら違和感があるような作りになっています。

値段はYAYOIに比べてやや高級ですが、そのマーケティング手法により多くのユーザーが足を運んでおります。

一方、大戸屋は日本の様式をそのまま持ってきており、値段や味は日本で食べているものと遜色ないものでした。

タイの大戸屋「手作り豆腐と野菜のトロトロ煮定食」169バーツ(約507円)*1バーツ3円計算

日本の大戸屋「手作り豆腐と野菜のトロトロ煮定食」798円

 

上がタイの大戸屋で下が日本のものになります。

多少の見た目に違いがありますが、ほぼ同じですね。

味もYAYOIやFUJIのローカライズされたものに比べると日本人が好みの味です。

しかし、日本の大戸屋のスタイルをそのまま持ってきているので、高級感ではなく、「庶民が気軽に食べれる定食屋」「ランチのときの選択肢の一つ」のような感じがします。

タイの日本食=高級なもの。誕生日などのハレの日に食べる。

日本の日本食=大衆的なもの。一般的に食べるもの。

そこでタイの日本食に対する認識とズレが生じているのではないかと思います。

私の意見として「味のクオリティーを守りつつ、レイアウトを変える(日本風に。例えば畳とか、ウェイターが着物を着用する)」ようなことをやってみるのも面白いかと思います。

ローカライズすること=負けではない

海外の飲食店が異国に参入するときには必ず起きる、「ローカライズ(現地風アレンジ)」があります。

よく「日本の中華料理は本場の味じゃない!」なんて中国の人に言われます。

しかし、これだけジャパニーズ中華料理が普及したらみんなそっちに流れますよね笑。

企業だってビジネスでレストランをやっているので、ユーザーのニーズに答えなければなりません。

もし、ローカライズをしないのであれば、他の面(マーケティングなど)で独自性を出す必要があると考えます。

それは差別化であり、ブランド戦略になりますので、全部がローカライズする必要もなく、大戸屋には今の味を守り続けてほしいです。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

追記


丸亀製麺の看板を見たのですが、日本にない個性的なメニューでした。「シーフードトムヤムうどん」は現地ならではと思いました(^o^;)