こんにちは。Webエンジニアのもんしょー(@sima199407)です。
だいぶ暖かくなってきて、何かを始めるには最適な時期になって来ましたね。外に出てランニングでもすると冬と違ってすぐに汗ばむのが、肌で感じ取れます。
さて、今回は私が4月から働くことになった派遣エンジニアの話をしようと思います。
「大学生が派遣エンジニアってなれるの?」
「もともとプログラミングやっていたんじゃない?」
と思われる方も多いかと思いますが、
実は、2年前は「コンソール?」「Git?」「Rubyって宝石ですか?」という状態でした。(エンジニアの人ならこのヤバさわかると思います。(笑)
そこで、プログラミングスクールに通い、見習いエンジニア(インターン)を経て、ようやく一人前?デビューです。どうやってここまでやってきたかを書きたいと思います。
「プログラミング?なんかカッコイイな。」という動機。
タイトルどおり、私は文系の学生でした。大学では会計学を学んでおります。一般的に会計のイメージは数字を使うかもしれませんが、じつはあまり使いません。笑
元々数学自体は嫌いではないので、高校2年までは理系コースに所属はしていたのですが、物理と数学IIで壁にぶつかり、文系のコースに移った所存です。
そんな人がなんで、プログラミングをやろうと思ったかと言うと、あるビジネス本を読んでいたときに「海外の経営者ってエンジニアが多いんだな」と感じました。
Appleの創業者スティーブ・ジョブズ
FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグ
Instergramのケヴィン・シストロム
などが幼少期からプログラミングを学んでいたと知りました。
そして、今を創っているサービスの企業のトップはエンジニアだったということに気が付いてしまったのです。
今考えれば、インターネットのサービスを運営しているのだからエンジニアであることは普通だったのかもしれませんね。
私はその時「プログラミングができると今後の役に立つ!」と考えましたが、行動に移すことはありませんでした。
転機はセブ島留学。
プログラミングのことは頭の片隅にあった大学2年終わり、私はフィリピンのセブ島へ語学留学に行くことを決めました。
半年間日本を離れることはかなり不安でしたが、その分、自分の自信になりました。(当時は湯船に浸かりたいと毎日思っていました笑)
そこで知り合った社会人の学生と仲良くなり、よく就活の相談に乗ってくれました。彼はITエンジニアをしており、自分の仕事内容を楽しそうに話していました。
また彼は文系出身であったが、努力によりPMまで昇進していたそうです。
当時の私にはPMがどれくらいすごいかは分からなかったが、文系でもやっていけるということだけは理解しました。
帰国直後にプログラミングスクールへ
半年間の留学を終えた後、すぐにプログラミングを学ぼうと思い、情報を集めました。どうやらスクールに通うのが良さそうという結論に至りました。
全くの初心者なので、すぐに質問できるところがいいなー。と思い、オンラインではなく、教室に通うタイプのものをチョイスしました。
実際に通ったのは「TECHCAMP」という渋谷にあるスクール。
広告にも書いてある通り「未経験から」という言葉に惹かれました。
用語を覚えるだけでも大変な上に教材のボリュームもあり学ぶには十分なボリュームだと思います。
1ヶ月でアプリ開発をしないといけないので、朝の10時から夜の20時くらいまで1ヶ月通いました。
基本的なことはその時に詰め込んだが、使わないとすぐに錆びますね。(次章のインターンの時に気づく。)
初めて触れた言語は「Ruby」でした。日本人が開発したことでも知られており、非常に書きやすく、スタートアップ企業でよく用いられるのが特徴です。
正直、これで簡単に書ける言語と言われたときは他の言語はどれだけ難しいのだろうと思いました。笑
熱意だけでインターン合格した奇跡。
プログラミングスクールを終えたあとは「実際に仕事をしてみたい!」と思って、いくつかインターンに応募してみたけど、断れる日々でした。
私には最大の弱点がありました。「オリジナルのアプリを開発していない」ということです。どういうことかというと、理系の情報学部に通っていない限り、インターンシップで採用してもらうには実力となる証拠(オリジナルアプリ)を提出することがセオリーでした。
しかし、私はそれを開発しておらず、「スクールでRubyをやっていました!」の一点突破をしようとしていたので、壁にぶち当たっていました。
また、インターンシップは大体5社受けて1社受かるくらいのレベルなので、自分の武器がないと勝てないんですよね。結局、インターン生になるまでに半年くらいの期間をかけてしまいました。
オリジナルアプリは作りませんでしたが、「ドットインストール」で勉強していました。半分諦めかけていたときだったので、採用された時は正直驚きました。
面接ではどのくらいプログラミングができるかという質問より
・今までどんなことしてきたか。
・ここでどんなことをしたいか。
この2点を中心に聞かれ、最後に適性テスト(プログラミングではない)を受けて、その日のうちに採用していただきました。今思えば奇跡的なことだったのかもしれません。
大変なのはここからでした。
インターン開始後は「Ruby」ではなく、「PHP」を使って仕事をしました。
スクールと実務では雲泥の差があるかのようインターンを初めて最初の1~2ヶ月は頭を抱えており、他の人からは単純だと思うようなことでも質問をしていました。
その時の心情として
「もっとできたら・・・」
「迷惑かけたくない。」
「俺は飲み込みが悪い。」
と自分の出来なさに日々いらだちを覚えました。
そんな状況にも耐え、半年も経つと以前よりはコードもかけるようになり、質問するよりも自分で調べて解決できることが多くなりました。
そして、大学生が派遣エンジニアへ。
今月でインターン開始して10ヶ月目になり、まだまだ、足りないところも多いと感じてはおりますが、次のステップに踏み出そうと考えました。
そこで選んだのが「派遣エンジニア」です。
理由として短期間の契約(大学生活のすべては使いたくない)+スキルアップにとして使用可能+(給与も上がる!)
というメリットがあります。
そこで、経験が浅い(1年未満)人でもできる派遣会社を探したところ3つほど見つけました。
パーソルテクノロジースタッフ
派遣なら「パーソル」か「リクルート」というくらい日本の派遣業界の大手です。
派遣だと交通費が出ないことが多いのですが、パーソルは2019年4月から交通費支給という制度を作りました。
実務経験9ヶ月の自分に2000円の案件を持ってきてくれて、「パーソルやばいな。。」と感動したことがあります。
とても担当の人が丁寧に対応をしてくれたので、私もこちらを使って派遣エンジニアになりました。
https://simablog.net/choice-haken-engineer/
ソフトウェアジョブズ
こちらは派遣エンジニアの中でも高収入というのをウリにしている派遣会社でして、グラフで見ての通り、月収50万以上の求人はわんさかあります。
「テストエンジニア」というサービスのデバックをすることに特化しているので、ぜひその分野で活躍したい人は使うべきですね。
ITスタッフィング(リクルートスタッフィング)
業界最大手のリクルートグループ。求人数がトップクラスです。契約が切れても求人が豊富なのですぐに新しいのが見つかりやすいのもありがたいですね。
「月収40万円以上の案件は40%以上」とかなりの高案件を扱っていることも特徴です。とりあえず登録しておくのは間違いないです。
サクッと検索かけてみると「2000~3000円」の案件が取れそうです。東京の案件が多いですが、大阪や名古屋の案件もありますね。
1年で派遣エンジニアに。
いろいろ案件を見ていった結果、パーソルテクノロジーさんにお世話になることなりました。
経験が浅くサイトに出ていた時給から少し低くなりましたがそれでもいいから経験を積みたかったのでそちらを営業さんに伝え探していただきました。
低くなったとは言え、時給2000円ですから私として申し分ないんですけど笑
私の担当だったパーソルの営業の方が元エンジニアということもあり、どの程度できるかを判断してくれたことも大きかったと思います。
4年生で授業もないので、週5フルタイムで参加させてもらいます。ここまで、1年ちょっとという期間でエンジニアになることができました。
今後は経験を積んでから派遣を続けて、数年後にはフリーランスになることが目標です。これからがホントに学ばなればならないと思っています。
今後少しずつエンジニア的な記事を書いていこうと思っています。
今回は以上ですありがとうございました。