こんにちは。もんしょー(@sima199407)です。
という疑問があるかと思います。
今まで数十人の応募者を見てきましたので、その経験を話していきます。
動画でも解説してます
キーワードから申しますと、「当たり前」です。
「どうやったら仕事を取れるか知りたい」とか「なかなか仕事が取れなくて苦労しています」という方向けに解説していきます。
8割の人が5秒で見送られるワケ
提案書などを書いてもらって出してもらったりするんですけども、パッと見で
「この人ちょっとなぁ・・・」「この人は良さそうだな」
っていう判断ってなんとなくつきます。
なぜなら提案書の文章がちゃんと書けている人が少ないからです。
思っている以上にホントに書けている人が少ないです。
文章でスキルは見えない?
ただ、「最初の提案が悪くてもいい仕事してくれる人いるんじゃないの?」って思われる方もいらっしゃると思います。
たしかに、そういう人もいるかと思うんですけども、今までお願いした人は、すべからくいい提案をしてくれた人を採用しており、結果的にすごくいい仕事をしてくれています。
「最初の提案がいい=結果を出してくれる」っていうのは、あながち間違ってないかなと思っております。
判断は効率的にします
確かに最初の提案がイマイチでもちゃんとやってくれる人もいたことはあるのですが、多くの提案書っていうのが1回の募集の中で多くきます。
2~3個とかならまだいいですけども、たとえばそれが10個とか15個とかになってきたら、見抜くのにも時間が足りなくなります。
時間がないから仕事をお願いしているので、今後、コミュニケーション上でなるべく意思疎通ができる人であったり、分かりやすい人と仕事をしたいという思いがあります。
そのため最初の提案っていうのは、僕は大事かなと思っています。
仕事を任せたい人の特徴
今まで数百人の提案書を見てきて「これはいいな!」って思う人の共通点をまとめてみました。
次の3つになります。
どれも当たり前のように思われるかもしれませんが、順に解説していきます。
1.書いてほしい文章が書いてある
これ、ホントに大事です。
例えば、「1週間で確保できる時間を書いてください」とか「どういう連絡手段がいいか?クラウドワークス上のチャット機能がいいのか? Chatworkがいいのか?slackがいいのか?」とか書いてほしいことがあるのですが、だいたい3人に2人くらい書いてないんです。
これだと「こういう風に提示されたのに書いてない」ってなると「この人、指示がちゃんと通るか心配だな・・・」とか「マニュアルとか渡しても読んでくれないんじゃないかな」という風に思ってしまいます。
そのためしっかりと書いてくれる人っていうのは、けっこう大事かなと思います。
さらにアピールポイントとかそういうことも書いてあると目に付くかなと思います。
ただ、提案のところでまず書いてほしいのは、書いてほしい質問内容にちゃんと答えている人、プラスαでちゃんとしたアピールです。
2.最初の提案金額が正確
先のほどの続きのようですが、提案金額を提示するときに「あまり募集要項を読んでないのかな?」って思うときがあります。
仕事の募集のところで、僕の場合は、「テストで1回やってから正式に契約」みたいな流れにしています。
「まず1回分の金額で提案してください」って書いているにも関わらず、本契約の金額だったりとか、全然指定してない金額とかを提案してくる人がいらっしゃいます。
そうなると「この人大丈夫かな?」みたいに思ってしまうわけなんですよ。
募集要項をちゃんと読み取れているかどうかという部分も大事になってきます。
重ねて当たり前だと思われると思いますが、本当に出来てない人が多いんです。
3.プロフィールが書いてある
これは提案文書ではないんですけども、重要なところだと思っています。
メッセージが送られてきてちょっとでも発注者に興味があれば、プロフィールを見に行くと思います。
「何歳くらいの人なのかな?」「どこに住んでいるのかな?」とかと。
プロフィールを見に行けば、自己PRもあります。
しかし、見に行ったときに何も書いてないプロフィールだとさすがによろしくないかなと思っています。
特に登録したての人っていうのは、何も書いていない人とか多いんですけども、簡単でもいいので、まずは自分のスキルとか経験とかを書いておくのがいいと思います。
NGとOKの提案書の比較
実際に僕が判断した提案文について触れていきます。
NGとOK例をそれぞれ2つ用意しました。
プライバシー上の関係でお名前は出すことは出来ませんが、どういったところがポイントなのかってところを解説していきます。
まずは、NG例を解説します。
NGその1
サムネイル作成をお願いしたときの依頼なんですが、「よろしくお願いいたします」という一文のみであり、情報量が少なすぎるんです。。。
どれくらいできるのかということも書いてないし、アピールポイントもなく、ポートフォリオもないので、判断がしずらいです。
「まずはテストで1枚お願いします」と返したのですが、全然条件と違う金額を提案されました。
NGその2
次は動画編集をお願いしたときの例です。
今回の場合は、情報量も多く提案者様の作品のURLも提示してくれています。
しかも僕の動画を見てくれているともありますが、NG事例となります。
なぜなのかというと、これは僕なりの考えになってしまうところもあるのですが、提案文書が出たときに、箇条書きとか改行がなく読みづらいと感じてしまいます。
ちゃんと読めばもちろん分かるのですが、大切なのはパッと見たときに必要な情報が入ってくるかどうか、今回の例はそこが欠けていました。
今後、会話をしていく上でどうしても長い文章だと分かりにくいので、パッパッと分かれているほうが僕は好きです。
すいません、ここについては「好み」っていう部分もあります。
後、提案された金額も条件と違っていたのもマイナスポイントです。
OKその1
「これはよかった!」っていう文章について解説していきます。
実際に契約してみてかなり良かったと思う2人の例です。
サムネイル作成を応募してくださった方なんですけども、改行があり読みやすさがあります。
読みやすさを意識されているような改行と文章の長さになっています。
後、僕がした質問内容にもちゃんと答えてくれています。
ちなみにこのときの質問は、「使っているソフトはなんですか?」「連絡手段」「過去に作った作品があるかどうか」であり、ちゃんと全部答えてくれました。
さらに「こういうこともできますよ」というアピールポイントも入っていました。
OKその2
次は動画編集の募集をしたときのOK事例を解説していきます。
こちらも改行・文章の長さが適切で読みやすいっていうところですね。
その後に過去に作成したデータもURL付きで書かれており、使用するソフトやどのくらいの頻度で仕事ができるかなど、発注者側がどれくらい仕事を頼んでいいのかとか、ちゃんとコミュニケーション取れるかどうかなど発注者側が心配なところを上手くカバーしているような提案文でした。
採用したいと思う共通ポイントは?
最後に2つのOK事例の共通しているところは「参考動画をちゃんと見たかどうか」と「僕の発信するジャンルに興味があるかどうか」であり、ここら辺もポイントかなと思います。
ぶっちゃけ、プログラミングとかネットで稼ぐとかに興味がないと続けるのはしんどいと思うので長く続けてもらうためにも「そういうったことに興味がありますよ」っていうアピールポイントっていうのは、僕の中では大事になってきます。
まとめ
1つ目、最初の提案でほぼ決まる!
「クラウドワークス」などのクラウドソーシングを使うときは、まず提案のところでほとんど決まってしまいます。
2つ目、当たり前を徹底しよう!
質問された内容にちゃんと答えられているかどうかとか読みやすさはどうかなど、そこらへんがポイントになってくると思います。
3つ目、読みやすさを工夫しよう!
2つ目と被るのですが、僕の場合というより多くの人が、読みやすさとかは提案のときに見ているポイントになってくるかなと思います。
改行がとれているかどうか文章の使い方はどうかを少しでも意識しながらやっていただけると発注率はグッと上がってくると思います。
今回のまとめです。
・最初の提案でほぼ決まる
・当たり前を徹底しよう
・読みやすさを工夫しよう