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【質問回答】ネットワークエンジニアを続けるかプログラマーに転職か?

こんにちは。もんしょー(@sima199407)です。

ある人
このままネットワークエンジニアを続けるかプログラマーに転職しようかな?

という疑問があるかと思います。

これについてもう少し詳しく解説していきます!

動画でも解説してます

ネットワークを続けるか?プログラマーに転職か?

結構、エンジニアのキャリアに関する質問はあります。

その中で今回いい質問があったので取り上げようと思います。

質問を送られた方は以前にも連絡いただいた方で、30代未経験でエンジニアになれたという経歴の持ち主です。質問内容は

なんとか自社サービスをやっている企業に就職できました!
でも自社サービスをやっている事で安心していたのですが、よくよく就職して働いてみると実は最初はSESで他社に出向するとの事…。
(ちゃんと出来るようになれば自社に戻るような話をされました)

しかも今提案されているのはネットワークエンジニアというジャンルで開発できそうになさそうです。

今後そのままこの会社にいた方が良さそうですか?
もしくは1年ぐらい経験をつみ転職を考えているが、どちらがいいでしょうか?

というようなものでした。

これは「どうしようかな??」と非常に悩ましい問題だと思いますし、その人の目的だったり、バックグラウンドによっても考慮する部分があると思います。

今回は、この人への回答だけじゃなくて同じように悩んでいる人に向けて、2つパターンを用意しました。

ネットワークエンジニアに残るパターン

まず1つ目のネットワークエンジニアに残るパターンということですが、次の二つの目的がある時がいいと思っています。

1.収入の安定が必要な時

生活のために資金が必要な人な場合、今回の質問者さん実はご家族がいるということで、そういった自分が収入を得ないといけないという場合は今の会社に残った方がいい!!と僕は思います。

多くの場合、未経験からエンジニアになるという時にそこまで給料の差はあまり変わりはないと思うので次に期待と言うか、ある程度のお金(すごいアップするということは考えないけれども)をとりあえず確保しておく。

収入がゼロになるよりは、そこに残った方がいいんじゃないかなと思います。

2.すぐにフリーランスになりたいとき

二つ目が一刻も早くフリーランスになりたいという時は、ネットワークエンジニアに残るのはいいと思います。

どういうことかと言うと、エンジニアでコードを書かなくてもいいから実務経験が欲しいという場合です。

ネットワークエンジニア、インフラエンジニアとか実務経験を積んでいけばフリーランスで独立するということは可能です。

どのくらいもらえる?

どのエンジニアでもそうなんですがだいたい1、2年ぐらいの実務経験があるとフリーランスのエージェントに登録した時に50万円くらいはかたいと思います。

エンジニアバブルと行ってもいいくらい高単価になっているところがあるので無駄に余計に動き回らずに、今の仕事を覚えて実務経験を積んで残るというほうがフリーランスになると言うのであればそっちの方がいいと思います。

プログラマーに転職を考えるパターン

どういう人がプログラマーに転職するべきなのか?という話になんですけど…

どうしてもプログラミングを勉強してエンジニアになるとなったら、プログラマーに転職を優先したいというところはあると思います。

どういう人がいいのかというところで次のような項目に当てはまる人だと思います。

1.比較的若い人

年齢で分けるのは良くないと思ったんですけど、ポテンシャル採用という形で雇ってもらえる可能性があります。

例えば30代少し超えると「う〜ん」と言われてしまうこともあるので、20代ぐらいの人だとそういった探し方もあるというのでプログラマーの採用を少し狙ってもいいかなと思います。

スクールでサポートしてもらう

あと、転職型のプログラミングスクールに行くというのもおすすめかなと思います。

むやみに転職活動を続けて面接を受けに行くよりも2、3ヶ月ぐらい勉強しながら就職のサポートをしてもらってエンジニアに採用してもらうという方が効率がいいと思います。

自分の力だけではなくて使えるところは使って、スクールとかを利用するというのも一つの選択肢だと思います。

2.コードを書く事をしたい

皆そうだと思うのですが、「とにかくコードを書きたい!」という人はプログラマー転職を続けた方がいいと思います。

年齢とか収入とか関係ない、とりあえずコードを書く仕事をしたいというのであったら、もう少し転職活動を続けた方がいいと思います。

ネットワークエンジニアになるとコードを書く作業よりも、だいぶ物理的なサーバーを触ったり保守運用とかが主な業務になります。

転職後もネットワークの知識は役に立つ

長い目で見るとネットワーク知識はすごく重宝されると言うか覚えておいた方がいいんですけれど、プログラミングをやりたいって言う希望からは反れてしまうかなと。

「今後自分でサービスを作っていきたい」とか「色々なプログラミング言語に触れてみたい」という人は転職活動を続けた方がいいと思います。

ネットワークエンジニア→プログラマー転職はアリ?

最後に、「ネットワークエンジニアからプログラマーへの転職はありなのか?」という話をしていこうと思います。

もしネットワークエンジニアを選んだらそのままインフラ系を続けるか?プログラマーに転職するのか?

結構悩むと思います。

ネットワークエンジニアからプログラマー転職できるかどうかと言うと、未経験よりは転職しやすいかなと思います。

例えば、

「エンジニアの知識何も分かりません」というAさん

「インフラの実務経験あり、趣味でコードを書いてます」という Bさん

だったらどっちが採用されやすいか?ということです。

圧倒的に後者ですよね。

インフラは意外と教えてもらう機会が少ないので、その予備知識がある子の方があまり手間がかからなそうじゃないですか。

初心者に環境構築は鬼門

最初は環境設定とかそういうところでつまずく人が多いので、そういったところを自分で解決してくれたら「この子やるな」って最初の印象が全然違うと思います。

だから、インフラのところを最初にやっておくのはひとつのポイントになってくるかなと思います。

自分で書いちゃえばいい

趣味程度でもいいからネットワークエンジニアをやりながらコーディングをやっておく。

その+αを加えておくことによって「ネットワークエンジニアやりながら、コーディングとかプログラマーとしての知識とか勉強してるんだな。勉強熱心だな」と思われるところもあるので、ネットワークエンジニアからプログラマーになるというのは大いにアリだと思います。

まとめ

①収入面を考えたらネットワークエンジニアに残る

色々と無駄に動くよりは今できることをやって、実務経験を積んでからフリーランスになったり、違う会社に転職するといった感じでまずは自分で現場に入るというところが1つポイントになってくるかと思います。

②技術面の向上を考えたらプログラマーへ

やっぱり「プログラミングを触りたい!」という思いがあれば、転職活動を続けていく。
あるいは、プログラミングスクールに入ってサポートを受けるということをやっていくのが良いんじゃないかなと思います。

③その後転職するならインフラの知識は評価される

インフラの知識を活かしながら「自分はこういうことをやってます!」「こんなプロダクトを作りました」というのを言っておけば、かなり採用の確率というのは上がってくるんじゃないでしょうか。

今回のまとめです。

・収入面を考えたらネットワークエンジニアに残る
・技術面の向上を考えたらプログラマーへ
・その後転職するならインフラの知識は評価される

-ENGINNER