こんにちは。もんしょー(@sima199407)です。
私は、派遣エンジニアとして6ヶ月間勤務したのち、適応障害を発生し、担当医から2ヶ月の休職を命じられました。
※現在は元気に現場に戻ってます。
そんな生活をしていますが、仕事をしている期間は辛く、何度か「休職」を考えたのですが、いつも「こんな短期間で休みたいなんて甘えだ!」と自分を鼓舞しておりました。
なんだかんだ、それが自分を苦しめている要因だったことは休んでから知りました。
ガマンとは一種の自己満でもあるので、無理する必要はないです。
なので、今回は「仕事を休むことは甘えではない」ということをお話したいと思います。
〈この記事をみてほしい人物〉
・仕事が辛くて悩んでいる人
・これから初めてフルタイムで働く人
・今まで社会をあまり知らず来てしまった学生
「ガマンする」スキルはあまり必要ない
日本の教育だと昔から「我慢することが美徳」と家や学校で刷り込まれてくると思います。
しかし、「ガマンする」スキルって成長をジャマしてしまう可能性もあります。
確かにやり抜くことが大切なのはわかりますが、無理にやることは心の衛生上よろしくないです。
ただ、辞めることで得られる自分のチャンスを逃すことになります。
「うまく逃げる」スキルが大事
逃げグセをつけるのではなく、「うまく逃げる」スキルは今後の社会で必要なものだと思ってまして、
最近は「逃げる=負け」じゃなく、「逃げる=選別する作業」と考えてます。
うまくフィルターをかけると自分の向いていることや稼ぎやすい環境があることが見つかるので、
「この職場合わないな・・・」と思ったら逃げるべきです。
最悪の場合、退職をすることを考えるなら退職代行を使って自分のストレスを限りなくゼロにするのが良さそうです。
逃げる場合、やるべきこと
ただ、逃げるだけでは同じことを繰り返してしまう可能性が高いので、ちょっとだけ工夫をしましょう。
それは、「嫌と思ったことを書き出す」ことです。
シンプルなのですが、これがけっこう効果あります。
私が実際に書いたメモ
こんな感じに箇条書きで書いてました。
* 無駄な作業多すぎ
* その無駄な作業に対してのミス管理が異常に厳しい。
* wチェックは当たり前。何行程あるのか。
* 効率は度外視。ミスをしないために作業
* 小さいミスでも報告会をする。その案件を2ヶ月くらい引っ張る。
* 確認作業を怠るとめっちゃキレる
* めんどくさいので、アップロード作業のチェックをしたがらない。
* アップロードだけなら10分くらいで終わるのに確認をめっちゃするから2時間とか余裕でかかる。
* 確認には社内掲示板を使う。それプラス口頭でも伝えないといけない。他部署場合でも。
* スカイプはあるが、推奨はされてない。理由は証跡が残らないから。
* 実際はメールボックスに内容が保存されるだが、信用されてないっぽい。
* メーリングリスト以上に多いので、不要なメールが一日中30件はくる。
* また、メールを送る際はwチェックが必要なので、手軽に送れない。短い文でお礼を書くこともない。
見返すと嫌になりますね。笑
書き出すときのポイント
ポイントは、「嫌っ!」と思ったときになるべく早く書くことです。
一気に書くと抜けがちなので、ちょこちょこ書いていきましょう。(忘れるなら大したことではないかもしれないけど。)
休職は逃げるとはちょっと違う
「休職=逃げ」というより攻めの姿勢なんですよね。
また戻ろうという意思があるので、なので甘えではないと思ってます。
ただ、心のエネルギーが切れた(切れかかった)ということなので、少し休憩はとるべきです。
結局、他の仕事をするのも、休職して心の回復させるのも一つの選択肢なので、負い目を感じる必要はないです。
6ヶ月で派遣エンジニアを休職したワケ
私の話になりますが、大学4年生の時に授業がほぼないのでフルタイムの派遣エンジニアをやってました。
仕事の内容はそんなに難しくないのですが、職場環境があまり良くなかったです。なんというか良くも悪くも忖度の世界でした。
長い間、決まってない案件は地雷の可能性が高いので、なるべく避けたいです。
私は実務経験が少なかったために掴まされましたが。。
残業や無理な命令はなかったのですが、一つの動き対して時間をかけすぎな気がしました。
比較してしまう前職での体験
派遣エンジニアの前にベンチャー企業でエンジニアをやっておりまして、そこの環境が結構自由感じでした。
自分の裁量も多少あり、そこで結果も出していたので自信はつきました。
また辞めるときもステップアップしたいという私の意見を受け入れてくれ、快く次の職場に送り出してくれたので今でも感謝してます。
しかし、次の職場として勤めた派遣の努め先は180度違う環境でして、どうしても窮屈に感じてしまいました。
あまり派遣先のことを言ってもどうしょうもないので、次につなげようと思います。
仕事は悪くない。それは環境の問題
仕事をする上で常に思うのが、「適材適所を考えないといけない。」ということです。
例えば、
・Aさんはコミュ力が高く人と話すのが好きで、経理で仕事をしている。
・Bさんはパソコン作業が苦ではないので、エンジニアをしている。
さあ、どちらの方がパフォーマンスが高いでしょうか?
多分、Bさんの方が貢献度が高いと思います。それは自分の強みまたはやりたいことと作業内容がマッチしているからです。
逆にAさんが営業職になればすごい成果を出す可能性はあります。
Aさんが経理の仕事が好きでたまらないならいいですが、もしそうでなければ自分の合った環境に行くために逃げるべきです。
https://simablog.net/stress-and-comfortzone/
ここぞの頑張れる力はあったほうがいい
ここまで、「いやなら逃げろ」と説明してきましたが、ただ逃げているだけでは行けないと思ってます。
なぜなら「今は頑張らないと行けない!」という瞬間がいずれ訪れるからです。
その時に逃げてしまうといい結果も出せずに終わってしまいます。
いわゆる「火事場の馬鹿力」というやつになります。
ただし、短期間に限ります
ここぞの頑張りなので長いことやりません。というより続きません。
それでないと、自分が頑張りたいときにエネルギーが足りないです。
休職する人はこの力の入れどころが多すぎるので、身体が限界に達してしまうことが多いと思います。
まとめ:カラダからのSOSに背いてはいけない
今回は休職を軸に話してきましたが、基本的に「無理をする」「ガマンする」というのは長い時間できることではないので、いつかは休まないといけなくなります。
またその症状が重いほど回復までに時間がかかるので、できるだけ早く対処することが重要です。
身体は正直なので、「どこか変だな。」ということを察知すると何かしらの反応が出ます。
代表的なのは、「寝れない」「疲れやすくなる」「思考の低下」などです。
そういったことに心当たりがある方はすぐにでも仕事から離れて、体と心の回復に努めましょう。
https://simablog.net/zyoshi-kyuushoku/
一度離れることで見えるモノ
私もなかなか休職に踏み切れず、消耗する毎日を送っていましたので偉そうなことは言えませんが、休むことでかなり体調が良くなり「こんなにも楽になるんだ」と感動しました。
自分では気づきにくいかもしれないので、病院やカウンセリングに行ってみると精神的な健康状態がわかるかと思います。
長いこと話してしまいましたが、「最終意思決定はあなた」なので自分を守るためにも行動してみてください。
仕事の人間関係だけでなく様々なストレスがありますよね。そういった心を休めたい人はこちらもどうぞ。
https://simablog.net/mental-care-matome/