こんにちは。もんしょー(@sima199407)です。
という疑問があるかと思います。
動画でも解説してます
この話をしようと思ったきっかけとしてタニタという会社が正社員を一部業務委託に切り替えたというニュースがありました。
その事でどういう効果があったのかというのを今回事例としてお話していこうと思います。
結論から申しますと、業務委託はメリットが大きいです。
よく「正社員じゃないと雇用が不安だ」とか「業務委託のメリット、デメリットって何があるの?」と思うのでそういったところを含めて今回解説していきます。
タニタの事例の紹介
ポイント1つ目、タニタの事例の紹介についてです。
まず、切り替えたっていうところなんですけども、元々その社員さんが持っていた仕事っていうのを、基本業務と設定して、それに対して基本的な雇用契約を結びます。
タニタが何をやったかというと、働き方改革の一環として2017年に元居た社員を8名ほど正社員から業務委託に切り替えたということをやったんですね。
その後に追加の業務が出来た時に追加の契約をし、さらに報酬を上乗せするという形をとりました。これをやったことにより社員の手取りが平均200万円増えました。
なんで収入が増えた?
なんで増えたかというと個人事業主になってからの節税であったりとか、追加の業務に対してのお金ですね、そこが増えたっていうところがあるかなと思います。
ちなみに、契約は一応3年という契約で更新していくというニュースでした。
このニュースを見て普通に200万円ってすごいなってところですよね。手取り200万円増えるのに果たして正社員で何年勤めたらそれぐらい昇進するのかって考えたら結構すごいことですよ。
正社員から業務委託への切り替えというテーマでもう少し深堀していこうかなと思います。
業務委託の良い部分
ポイント2つ目、業務委託の良い部分についてです。
今後、業務委託という形が増えていくんじゃないかと言いました。
何故、増えていくかというと、会社としてのメリットと個人としてのメリットで利害が一致している部分があるためです。
会社のメリット
まず、会社側の良さとしては、社会保険が一番すぐにあがってくる部分だと思います。
今、社会保険、例えば厚生年金とか社保とか色々会社勤めされている方入ってると思うんですけど、会社員だと年金と保険料っていうのは、一括で全部社員が払うっていう訳じゃなくて会社と個人(社員)で折半して払っている訳なんですね。
半分負担してくれるってところが、正社員のメリットなんですけども、この1人あたり数万円のところを個人事業主になれば減らせる、これが会社としての1つのメリットです。
さらに正社員とは違って契約期間、さっき言ったのだと3年間という期間があるので、もし、その間に業績が悪くなってしまったとしたら、雇用を解除したりとか新しい契約に切り替えたりとか、そういったことが出来るのっていうのは、会社のメリットになってきます。
個人(従業員)のメリット
これだけだと会社側のメリットの方が強いと思われると思いますが、ちゃんと個人のいいところもあるんですよ。
まず、収入面のところですが、タニタの事例で上げた通り、個人事業主になったため税制面とかがよくなったりするんですよ。
よくなるというか経費の落ちる部分、必要経費ってところが結構ポイントになってくると思います。
会社だと経費で落ちるって言うと例えば出張費とか打ち合わせ費用でカフェ行ったりだとか、そういったところあると思います。
個人事業主になると例えば仕事で使うパソコンとかもそうですし、参考図書とか参考文献買った時とか、そういったのもありますし、あと家で仕事する、事務所として使うのであれば家の家賃を一部経費にしたりとか出来ます。
これが結構メリットになってきます。
税法上の考えが入ってきます
そうなると必要経費、まず会社からお金をもらいますよね。これを給与としてもらうんじゃなくて、売上っていう形で貰うんです。
その後に売上の中から経費、例えばさっき言った家賃とかパソコン代とかそういうのを全部引いた後、残ったお金が所得として入ってくるわけなんですけども、そういった面で色々ポイント、節税の効果があるという風になっています。
詳しく聞きたいならお近くの税理士とか公認会計士の方に尋ねてみるのが一番いいかなと思います。
自分の実績を持っていける
僕が思うメリットなんですけども、自分のやってきたことを次に持っていけることです。
これどういうことかというと正社員の場合だと会社でやってきた仕事、業務、成績とかそういうものは、その人に功績があったとしてもなかなか次のところに持っていけないです。
それはその成績とか何かの発明とか、そういうものを全部帰属しているのは会社なわけです。
ただ、個人事業主になることによって、そういったものを一部自分に譲与できるというか自分が所有するってところができるかなと思います。
営業担当の顧客は誰のもの?
例えば、多くのお客さんを持っている営業マンが会社を退社したとなったら、そのお客さんっていうのは、会社にいるお客さんなので会社で他の人が「じゃあ次、僕が担当します」みたいな感じでその人のお客さんを担当します。
ただ、個人事業主の場合になるとそのお客さんは、その個人事業主、その人個人についているので、どこに居ようがその人のお客さんには変わりないんです。
こうなると自分がやってきた功績とかどれだけお客さんを引っ張って来たかとか、そういったところも全部引継ぎできるわけなんです。こうなると結構強いんじゃないかなと。
実績はアピール材料にもなります
僕の場合だとエンジニアをやっています。
たとえば以下のようなこと。
・自分がやってきた仕事
・どういう開発に関わった?
・どんな会社の案件だったか?
というのをですね、次の会社や現場に見せれるっていうのは、結構ポイントとして大きいんですよ。
「会社でやってきたものは見せちゃいけません!」とか「守秘義務で!」ってなってしまうと、やっぱり、自分でやってきたことを見せられないということもあるので、評価っていうのは大きく変わってきます。
業務委託をやっている感想・体験談
ポイント3つ目、業務委託をやっている感想・体験談についてです。
実際に僕が業務委託を経験して、今2年目ぐらいかなまだ経験は浅いんですけども。
まず、業務委託(フリーランス)でよく聞くのが
そういう風に言われるんですけど、実際そんなこともないのかなという風に思ってます。
ただの人員じゃなくて、技術者として呼ばれている部分があるので、これだけは頑張らなきゃいけないとか気持ち的にあると思います。
https://simablog.net/shinsotsu-1nen-freelance/
レベルをいきなりあげるのは無理
ただ、自分がやっているっていうレベルは、そんなには変わらないと思います。
自分がやれることを精一杯やるっていうだけなので、普段通りやればいいんじゃないかなと僕は思います。
ただ、給料面とか税金とかそういった部分ですね、経費で落ちる部分っていうのは結構変わってきたと思うのでそこはメリットだと思います。
消費税というのがポイント
あとポイントとして、ちょっと地味なところでいうと消費税ってあるじゃないですか?
消費税って個人事業主とか業務委託にあるともらえるんですね。
例えば、未だと10%もらえるわけなんですが、その10%っていうのは、売上として1000万以下だとそれは払わなくていい。
その分自分のお金、給与・収入としてもらっていいので、ここはちょっとポイントになってくるかなと思います。
注意点
ただ、2023年に制度が変わるということで、税金を納めなければいけないっていうとこあるんですけども、今の期間であればそういったことはしなくてもいいです。
ただ、僕はそういった資格とかを持っていないので、税理士さんとか公認会計士さんにですね、詳しいお話聞いた方が良いと思います。
懸念点
ポイント4つ目、懸念点についてです。
正社員から業務委託、結構いい考えだと思っているんですけども、懸念点を挙げるとしたら、
「契約が切れた後どうすればいいの?」
「全然仕事ない状態になったらどうしよう。。」
みたいな感じになってくると思います。
さらに個人事業主だと雇用保険とか入っていないと思うので、そうなると結構心配ですよね。
対処法:需要のある仕事をやる
失業保険とかないので、じゃあどうしよかってところなんですけども、単純に言うと需要の高い仕事をやるっていうところですね。
もし1つの現場で更新できなくなっても次のところですぐに仕事が始められれば、それでいい訳ですよね。そういった仕事を狙っていくっていうところですね。
今はエンジニアとかマーケッターとかWeb系のものがいいのかなと僕は思います。
時代によって変わります
ただ、これも変わってくると思うのでその時代時代にあったものをですね、需要の高いものを仕事してやっていくっていうのがひとつ大事かなと思います。
フリーランスのメリットを使おう
さらに、そういった新しい職業とかをキャッチするアンテナを張っていたりとか技術を取得するための時間とかそういった面で時間をなるべく有効活用できるようにしておく。
余裕を持たせておくってところが、フリーランスとか業務委託を請け負っている人がまずやるべきことなんじゃないかと思っています。
時間が使えるっていうのがひとつそういった面で大きい部分があるので、正社員から業務委託になっても、同じようにフルタイムで働いたら。全然時間ないですよって思われるかと思います。
しかし、なるべく時間を作りながらやっていくっていうのも1つ個人事業主としてはやっておくべきだと思います。
https://simablog.net/20-sidework/
まとめ
1つ目、個人事業主の雇用が広がる!
正社員から個人事業主に切り替える、あるいは、個人事業主として最初から雇う。新しい雇用の仕方とかですね、会社・個人のメリットも含めて増えてくると思います。
2つ目、会社側と個人側のメリットがある!
会社としては社会保険とか業績が悪くなった時のセーフティネットを張ることが出来ます。個人としては、手取りが増える、自分がやりたいこととか、自分の業績を次に持っていけるメリットがある。
3つ目、需要の高い仕事をしましょう!
もし、今の現場がなくなってしまって次に行かないといけないって時に、需要の高い仕事をしておくことによって次の仕事にスムーズに移れるかなと思います。そこでオススメなのがWeb系を扱うエンジニアとかWebマーケッターとかが良いと思います。
今回のまとめです。
・個人事業主の雇用が広がる
・会社側と個人側のメリットがある
・需要の高い仕事をしましょう