こんにちは。もんしょー(@sima199407)です。
・未経験からエンジニアになるステップが一番大変
という疑問があると思います。
実際にこのブログを見に来る人は「派遣エンジニアの実態」が気になる人が多いようです。
僕が大学4年のときにフルタイムの派遣エンジニアをやっていた経験があり、そこから独立して今に至ります。
派遣時代はあまり使わない技術を学んだり、体調を崩したりいい経験だけではないですが、その時の経験があったことでフリーランスとして仕事をできているというのがあります。
そんなことも含めて実務経験がゼロに近い人には「派遣エンジニア」という選択肢を強くおすすめしたいです。
自分の例を含めながら解説していくので、リアルな派遣エンジニアが見えてくると思います。
もくじ
実務1年未満で派遣エンジニアになる方法は難しくない理由
ポイントは以下の3つです。
・面接がない
・案件が多くある(選択肢が多い)
・エージェントがサポートしてくれる
という感じです。
上記を見て分かる通り、「自分で仕事を探す手間がほとんどなく採用合否の面接もない」という感じで手間は少ないかと思います。(顔合わせという実質面接のようなものはあります)
これだけでも十分魅力的かと。
面接がない
まず、面接がないということですが、「顔合わせ」という面接のようなものがあります。
ですが基本的に派遣先と顔合わせをしたら「ほぼ受かっている」ようなものです。
正社員だったら何度か面談して「うちの会社に相応しいか」を判断されますが、派遣の場合はそもそも派遣会社側で選考をしてるのです。
何を基準に選考されているかというとズバリ「スキルや年齢」などの企業が希望した条件に合っているかどうかというところがほとんどかと思います。
なので無駄に何回も面接しなくてもいいのが派遣の魅力です。
案件が多くある(選択肢が多い)
派遣エンジニアの求人を見てみると多くの求人があります。
しかも正社員だったら行けないような有名企業とかも募集してたりします。
大手IT企業から
メガベンチャーまであります
上記の求人はITスタッフィング(リクルート)になりますが、こんな感じで募集してます。
普通に月40万円超えるのでかなり給与面ではいいです。
僕も実務9ヶ月で派遣エンジニアになったときは2000円からスタートでした。
紹介した2つの求人に比べると低いですが新卒よりは給与は高いかと思います。
エージェントがサポートしてくれる
これも大事なポイントで、派遣会社にはエージェントというのがいまして、その人達が僕たちに合う案件を探してきてくれたり、就労中の派遣先のトラブルも対応してくれます。
例えば、なにか仕事上のトラブルがあったときに直接派遣先に僕らが対応するするのではなく、エージェントが間に入ってやり取りをしてくれますね。
嫌な上司とかに面と向かって言えないこともエージェントを通して伝えることで自分の意志を伝えることができます。
これって正社員だとなかなか難しかったりするのでかなり便利だと思いますよ。
なぜ企業は派遣エンジニアを雇う?
派遣エンジニアが何故いいのかというのがイマイチ分かっていないかと思います。
基本的にエンジニアには3種類に分類できるかと思います。
・正社員
・派遣
・フリーランス
です。
未経験の人がまず目指すのは、1番上の正社員エンジニアですね。
ボーナスや福利厚生を考えると一番いい選択肢でして、しかしその分競争率も高く未経験からなるには相当大変です。
けど、こんなこと聞き覚えありませんか?
近年はどこもエンジニア不足で採用したいけど人材がいない・・
だったらエンジニアとしてかんたんに雇ってもらえると思ってしまいますよね?
しかしこの言葉裏にはこんなワードが隠されています。
近年はどこも(優秀な)エンジニア不足で採用したいけど人材がいない・・
エンジニア自体が足りないというのではなく、優秀なエンジニア足りないわけです。
それは当たり前で、よほど自社に思い入れが深い以外は優秀な人はフリーランスになって正社員の2〜3倍の収入を得ることができるので、独立したほうがトクなのです。
そして企業は正社員で人材が集まらず、フリーランスは高くて雇えずになると、
いよいよ派遣エンジニアの出番です。
正社員と違って使えなければ契約を切ることは容易ですし、使える人材ならフリーランスを雇うよりも安上がりになります。
そのため派遣エンジニアが活躍する場所があるわけですね。
派遣エンジニアのなり方
正直なところ実務経験がないとweb系エンジニアになることは厳しいです。
さきほど言ったとおり派遣会社の書類選考はスキルを見られるので、当然実務経験も判断材料になります。
逆に少しでも実務経験(少なくとも半年ほど)があれば望みはあります。
実際1年未満でも採用してもらった自分が言うのだから間違いないです。
インターンやバイトでもいいので形式上の実務経験は派遣エンジニアになるキーになります。
実務経験を作るには?
もし大学生ならエンジニアインターンはおすすめです。
ちょっと自分のプロダクトを持っていればかなり確率で採用されます。
社会人なら週末エンジニアバイトするという方法がありますが少なくとも半年間休みがない生活になるのであまりオススメしません。
思い切って転職保証がついているプログラミングスクールに行くのが現実的だと思います。
派遣エンジニアの場合、技術があっても就業経験がないと落とされるケースは結構あるみたいです。Githubや技術ブログを持っている人は直接フリーランスになるほうが評価してくれる可能性が高いかもしれません。
派遣エンジニアは長く続けるべきではない
派遣エンジニアは「高時給、スキルアップ、案件を選べる」ということでかなりオススメですが、次のステップも同時に考える必要があります。
派遣エンジニアとして活躍すれば時給3000円くらいまではイケルと思います。しかし派遣で3000円クラスならフリーランスだったら月70万〜はもらえますよ。
実務経験でいうと2年くらいあるとそのレベルあたりです。
さらに週3勤務、リモートワークなどの働き方を自由にできることが増えます。
社会保険がどうしてもほしいなどの理由がない限り、フリーランスになったほうが給与面的に良いと思います。
あまり語られない部分として、個人事業主になると仕事に使うパソコンやツール、自宅で作業するなら家賃や光熱費を経費として計上できますよ。
派遣エンジニアはステップアップに使える
何度も言いますがステップアップとしての「派遣エンジニア」と選択はオススメです。給与も正社員と変わらない(むしろいい場合が多い)ですし、なにかトラブルになったときにエージェント間に入って対応してくれる。
さらに自分の業務は最初の段階で決まっているので業務外のことを拒否することもできます。
しかし、給与面的に頭打ちになるので辞める時期を見定めてフリーランスなる計画を立てておくべきです。
つまり、考えとしては「①未経験→②半年ほど実務経験→③派遣エンジニアで1年ほど→④独立」というのが僕おすすめのルートになります。
実は、「②半年ほど実務経験」でもフリーランスになれるのですが、焦ってフリーランスになって単価低いままで雇われるより、一旦力をつけてから独立したほうがベターだと思います。
ここはあえて遠回りをしても2年ほどで独立して月収60~70万だったら十分かなと。
焦らずゆっくり積み上げていきましょう。
派遣エンジニアに関しての記事
最後に僕のおすすめの派遣エンジニアの記事をのせておきます。
上記にはメリットとおすすめエージェントに関しての記事になります。だいたい大手あれば問題ないと思いますが、とくにパーソルテクノロジースタッフとITスタッフィングへは登録必須ですね。
さらに派遣のインフラエンジニアとしてキャリアスタートし、現在はAWSなどを扱うフリーランスエンジニアのわかやまさんの記事も必読です。